よくあるLCC利用でのうっかりミス

LCCと他の航空券

エアポート

こんにちは。

航空券のLCC(ローコストキャリア)は確かに安いです。

細かい条件を無視して、ざっと料金の比較をやってみると

  • FSC(フルサービスキャリア): 100%
  • MCC(ミドルコストキャリア): 約70-80%
  • LCC(ローコストキャリア): 約50-60%

となり、この差は大きいですね。

もちろん、高いFSCには当然高いサービスがあるので予算が許せばFSCを利用するのは無理のないことですね。

さて、ここで誰もが豊富な予算が無い場合にはMCCやLCCを検討することになります。

少々快適度は下がるかもしれないが、4~5時間までの距離であれば我慢できる。

搭乗ターミナルまで移動に少々時間がかかっても、気にならない。

浮いた予算でお土産を増やせる・・・・。

そんな理由が考えられます。

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LCC利用でのうっかりミス

ところが、FSCの感覚でLCCのオンライン予約を始めて何でもかんでもオプションはいらないよとやっていると受託手荷物の案内さえも無視してしまうことがよくあります。

FSCでは受託手荷物料金は運賃に含まれているのが通例なのですが、LCCでは受託手荷物料金は別料金であることが多いのです。これを機内食とかを組み合わせた「何とかパック」とかで案内しているのですが、これを無視して発券まで完了してしまうと、送られてきたチケットには「無料の受託手荷物枠無し」と記入されていることになります。

何とかパックの有効性

さて、それではチケットの内容を修正して「何とかパック」を追加しようとしても、もう後の祭りです。発券後には「何とかパック」は申し込めないのです。

国内線LCCなら機内持ち込み手荷物でシノぐ手も考えられますが、国際線LCCでスーツケース無しで出掛けるのは辛いものがありますね。(なかには旅慣れているから受託手荷物無しというスタイルもあるらしいですが)

とすると、受託手荷物を持ち込む残された手段は以下の二つとなります。

1)チェックイン時に受託手荷物を申し込む。

  これはいかにも割高になることが予想されます。

2)出発前にネットで受託手荷物枠を追加で買う。

  まあ、これしかないでしょうね。

  同様に発券時に買うよりは割高となります。



LCC利用の結論

当然のことですが、LCCは運賃を安くするために極力コストを削ってあります。

ご存知のように、機内食もドリンクも何でもかんでも皆んな有償です。

荷物の重量の許容量も厳しくて、少しでも超えた場合には超過の料金を徴収されます。

また人員コストも削減する必要から、あれこれと面倒を見てくれるサービス要員もなるべく削減してあります。ですから、利用者はセルフサービスでオンラインの予約やチェックインをする必要があります。これを自己サービス型のシステムとかいうらしいですが、LCCに電話してオペレータと長々と話しながらチケットを予約するというような芸当はそもそも出来ないことになっています。(そんな窓口さえありません)

ということは、利用者にも上記自己サービスを克服する気力とリテラシーが求められているのです。

この覚悟がもっとも重要なことではないでしょうか。



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